👨⚖️【能面検事シリーズ紹介】無表情な検事が事件の真相に迫る!中学生でもわかる解説
「表情を一切変えない」「まるで能面みたい」——そんな検事が主人公のミステリー小説シリーズがあります。
今回は、中山七里さんの人気法廷ミステリーシリーズ
📘『能面検事』
📘『能面検事の奮迅』
📘『能面検事の死闘』
の3作品を、やさしく解説していきます!
📚目次
- 📕第1作『能面検事』ってどんな話?
- 📗第2作『能面検事の奮迅』ってどんな話?
- 📘第3作『能面検事の死闘』ってどんな話?
- 👓「能面検事シリーズ」ってどんな人におすすめ?
- 🧑💼登場人物と心に残る名言まとめ
- ✍️まとめ:正義とは何かを考えさせられるシリーズ
- 📚おすすめの読み順
📕第1作『能面検事』ってどんな話?
🔎ストーリーのあらすじ
大阪地検の検事・不破俊太郎(ふわ しゅんたろう)は、感情をまったく顔に出さない男。
だから「能面検事」と呼ばれています。
そんな不破が担当することになったのは、若い女性がストーカーに殺された事件。
でも、警察が用意した証拠にあやしい点がありました。
さらに、別の事件では幼い子が間違って逮捕されそうに…!?
不破は、表情を変えずに、冷静に事件のウソや真実を見抜いていきます。
💡見どころ
- 感情が見えない不破が実は熱い信念を持っている!
- 「警察がすべて正しいとは限らない」…というリアルな描き方。
- 新人の女性事務官・惣領(そうりょう)さんとのやり取りがちょっと面白い!
📗第2作『能面検事の奮迅(ふんじん)』ってどんな話?
🔎ストーリーのあらすじ
今回は、ある学校法人に関わる土地の問題がテーマ。
国(くに)の土地がタダみたいな価格で学校に売られていたんです。しかも、重要な書類が勝手に書きかえられていた…!?
不破は、その事件を追いながら、東京の検察との対立や、組織の中の圧力にも立ち向かいます。
💡見どころ
- ニュースでも話題になった「公文書改ざん」のようなリアルな事件がモデル。
- 自分の正しさを貫く不破の強さ。
- 裁判のやりとりや取調べの場面も、ドキドキしながら読めます!
📘第3作『能面検事の死闘(しとう)』ってどんな話?
🔎ストーリーのあらすじ
今度は、なんと大阪の駅で無差別殺人事件が発生!
犯人は「ロスト・ルサンチマン」という名前を名乗っていて、
次に検察庁に爆弾が届く事件も起こります!
不破は、命の危険もある中、事件の黒幕をつきとめようとします。
💡見どころ
- これまでで一番スリル満点の展開!
- 「検察への復しゅう」をもくろむ犯人の正体は?
- 不破の過去も明かされていき、最後まで目が離せません!
👓「能面検事シリーズ」ってどんな人におすすめ?
- 推理小説が好きな人
- 法律や裁判のしくみに興味がある人
- 冷静でかっこいい主人公が好きな人
- 正しいことを正しいと言える勇気を見たい人
🧑💼登場人物と心に残る名言まとめ
🧑⚖️不破 俊太郎(ふわ しゅんたろう)
大阪地検の一級検事/通称:能面検事
- 表情を一切変えないが、内に秘めた正義感は誰よりも強い。
- 感情よりも証拠を大切にし、真実を追う姿勢がブレない。
🗣️名言①:「正義は感情ではなく、証拠で語るものだ。」
🗣️名言②:「誰も言わないなら、私が言う。誰もやらないなら、私がやる。」
👩惣領 美晴(そうりょう みはる)
若手事務官/不破の補佐役
- 明るくまじめで、一生懸命タイプ。
- 不破にびびりつつも、しだいに成長していく。
🗣️名言:「表情が読めないからって、心までないわけじゃないですよね。」
👮警察や検察内部の人々
- 不破と対立することも多く、組織の論理と個人の正義がぶつかる存在。
🗣️名言(上司の言葉):「おまえの正義のせいで、どれだけ組織が迷惑を受けていると思ってるんだ!」
🗣️不破の返答:「組織の都合と、正義は別物だ。」
✍️まとめ:正義とは何かを考えさせられるシリーズ
「能面検事」シリーズは、ただのミステリーではありません。
社会のしくみや正義の意味、そして人の心の弱さ・強さが描かれている物語です。
難しい部分もありますが、中学生でも読めるように書かれているので安心!
読んだあと、ニュースの見方も少し変わるかもしれません。
📚おすすめの読み順
- 『能面検事』
- 『能面検事の奮迅』
- 『能面検事の死闘』
この順番で読めば、不破検事のキャラや成長がよくわかります!
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